軽トラで4mの長尺物を運搬する方へ!転落のリスクや注意点を知ろう!しっかり固縛を!
軽トラの荷台に載せられた荷物は、しっかり固縛しないと滑ったり崩れたりします。それが落下すると大事故になり、運転手に重い刑罰が科せられる可能性もあります。特に4mなどの長尺物を運搬するときは、注意が必要です。
安全に軽トラで運搬するために、転落のリスクや注意点、正しい固縛の方法などを知っておきましょう。
貨物が転落してしまうリスク
法律に則って軽トラで荷物を運搬していても、もしもその荷物が落下したら「転落積載物等防止措置義務違反」になります。「落下した荷物で事故が起きたとき」ではなく「落下した時点」で違反になるので注意が必要です。
法律違反となりますので、当然罰則があります。違反点数は1点で軽トラであれば反則金5,000円です。大きな負担ではありませんが、もしも落下物が原因で事故が発生した場合は、これだけでは済みません。怪我人や死者が出る大事故に発展すれば、多額の賠償金や大きな刑罰を科せられることもあるでしょう。
「落としただけ」で済まないのが、貨物転落の大きなリスクです。
荷物を転落させないための注意点
軽トラの荷台から積み荷を転落させないために、以下の注意点を守りましょう。
隙間を作らずに積む
荷台で運搬される荷物は、走行中に様々な揺れを受けます。カーブ時はもちろんですが、まっすぐな道でも走行による振動があり、隙間があると少しずつずれてしまうのです。荷物と荷物の間には隙間を作らず、ギチっと一塊にしましょう。
重い物を下に積む
運転のしやすさと荷物の横滑りを防止するために、重い物から順番に積むことも重要です。重心が下になれば荷物が安定しやすくなります。荷物を重ねる必要がある際は、大きく重い物から順番に積み上げましょう。
動かないように固定する
積載する荷物の量や形に合わせて、正しい箇所で固縛し動かないようにしましょう。ロープや網で固定する方法に加えて、キャリアを使うとより安定しやすくなります。
慎重に運転する
大型トラックもそうですが、軽トラでも、荷物を積めばいつもよりもブレーキが利きにくくなり、ハンドル操作も難しくなります。慣れている道でも慎重に運転し、積み荷にかかる負荷をできるだけ減らしましょう。
軽トライアングルでは、積みにくいハシゴや倒れやすい自転車などを固縛しやすいキャリアを販売しています。ほとんどの軽トラに装着できますので、荷物の固縛でお悩みの際はぜひご利用ください。
荷物を落とさないための固縛方法
軽トラックに荷物を積んだ際、ロープでの固縛が必要となるケースは多いです。こちらでは、比較的簡単にできるロープでの固縛方法をご紹介します。
運送結び
運送業界でも多用される、簡単で強固なロープワークです。滑車の原理を利用して、1本のロープだけで積み荷をがっちりと抑え込めます。
ロープが非常に強く張られるため、ダンボールは変形する可能性があります。多少変形してもよい物に使うか、張りを調節してください。
南京結び
大型の荷物を固縛するときに役立つ結び方です。運送結びよりも固縛力は低いですが、長さの調節がしやすく様々な荷物の固定に使えます。
がっちり荷物を固定したい場合は輸送結び、型崩れしそうな荷物は南京結びというように使い分けるとよいでしょう。
4mなどの長尺物を運ぶ際に気を付けること
街中を走っていると、長い鉄パイプや木材を積んで走行している軽トラを見かけます。実はその中に危険な積み方や法律違反となっているケースがあります。4mなどの長尺物を積む際は以下の点に気を付けましょう。
高さに要注意
軽トラに4mなどの長尺物を積もうとすると、どうしても斜めにする必要があります。そのときに地面から2.5m以上の高さになってしまうと法律違反です。
また、2.5m以下でもトンネルや橋の下、電線の下を通過すると荷物が接触して大事故になる可能性があります。高さと輸送経路を確認し、高さ制限に引っかからないように事前に調べておきましょう。
はみ出しにも注意
高さ制限に引っかかるからといって、車体と水平に積んで長尺物がはみ出すのも危険です。法律では長さは車両の1/10以下の長さまで、幅は車両の幅以内までというようにはみ出してもよい範囲が決まっています。大幅にはみ出した荷物は、車や人にぶつかる可能性がありますので、注意が必要です。
軽トラで4mなどの長尺物を効率的かつ安全に運ぶには、やぐらを立てて運転席の屋根~荷台にかけて水平に積む方法がおすすめです。軽トライアングルでは軽トラならほとんどの車種に取り付けられるカスタムパーツを販売しております。どうぞご利用ください。
軽トラで長尺物を運搬するなら!
軽トラで荷物を運搬するときは、走行中に崩れたり滑ったりしないようにしっかり固縛し、転落防止をすることが大切です。
やぐらやキャリアパーツを使えば、軽トラの長さをフル活用して長尺物を安全に運ぶことができます。
軽トライアングルでは、軽トラのカスタムパーツを販売しています。車体の加工不要で、簡単に取り付けること可能です。どうぞお買い求めください。
コラム一覧
- 軽トラの積載量の規定を知ろう!貨物車に適用される最大積載量とは?最大積載量の確認方法や目安
- 軽トラの荷台の長さは?軽トラの車種・荷台のサイズ・メリット・人気のカスタムパーツについて解説!
- 軽トラ荷台はみ出し対策!制限外積載許可とは?赤い布をつけて走行を!特殊車両通行許可との違いや申請方法
- 【軽トラック】積載量に決まりがあるのはなぜ?法律を遵守しよう!過積載対策を!
- 軽トラで4mの長尺物を運搬する方へ!転落のリスクや注意点を知ろう!しっかり固縛を!
- 【軽トラ】高さ制限に注意!種類別にご紹介!違反した際の罰則は?荷台をカスタムしよう!
- 軽トラの荷台をDIY!キャンピングカーの魅力や種類・車検や維持費は?機能性アップのためのポイント
- トラック荷台のはみ出し対策!軽トラの荷台の種類・トラックの車両区分・トラックの荷台のサイズ・はみ出してしまう際の注意点は?
軽トラで4mの長尺物を運搬する際、正しく固縛しないと転落の危険性があります
会社名 | 株式会社オートグランドスーパーセブン |
---|---|
運営統括責任者 | 谷本 達哉 |
住所 | 〒700-0064 岡山県岡山市北区大安寺南町1丁目1−109 |
電話番号 | 086-250-8711 |
電話受付時間 | AM10:00~PM5:00 |
FAX | 086-250-8713 |
メールアドレス | info@ktryangle.com |
URL | https://www.ktryangle.com/ |